クリスマスにまつわるetc/アートマネージャー雑記~ゆきろぐ vol.5

こんにちは

アートマネージャー・ヨコミゾです。

さて

みんことにとって

一番忙しい季節がやってきました。

そう、それは・・・

クリスマス!!

ありがたいことに今年は

東京オペラシティ3公演

BXホールは2公演。

クリスマスコンサートが目白押しでございます。


プロテスタント系私立中学・高校に通っていたぼくにとって

クリスマスは特別なもの。

クリスチャンではないものの

毎週の礼拝で捧げる祈り

同級生たちとかこむキャンドル

聖書の教えを学び

自らの内面と向き合う礼拝。

そんな学生時代の体験を通して

ぼくの宇宙観・人生観が

形成されていく。

特に印象に残っているのは

毎年12月に開かれる

荘厳なクリスマス礼拝で。

クリスマスは

プレゼントをもらったり

ご馳走を食べたり

何かをしてもらうだけの日、ではない。

自分が大切な誰かに。

大切な家族に。

仲間に、友人に。

何をしてあげられるかを考える日、なのだ。

という牧師先生の言葉が

今も心に印象強く残っている。


今回12/21 BXホール「みんなのクリスマスコンサート」を

プロデュースするにあたり。

コンセプトの根幹になったもの。

それがこの

「大切な人に、なにをしてあげられるか」

である。

日本には欧米のような

クリスマスに関する宗教的・歴史的な

習慣や思想がない。

だってそれは、欧米の文化だから。

でも、だからと言って

日本中の子供たちが楽しみにしている

クリスマスというイベントを否定したくない。

いや、むしろ全力で楽しんでほしい。

そんな日本の子供たちに

ぼくなりに「何をしてあげられるか」・・

僕たちが対象にしている未就学の子供たちにも

わかりやすく、感じるがままに

このクリスマスの本当の意味を

少しでも感じてもらえたら。

今回は、歌とカルテットという豪華な編成。

この編成の魅力を最大限に発揮し

未就学の子供たちにも

大切なこの思いを、あるがまま感じてほしい。

それが今回の副題

「大切な人へ伝えよう」

「ありがとうのものがたり」

に込められた想いなのだ。


これはぼくにとっても

大きなチャレンジだ。

ただただ楽しいだけを伝えるのは簡単だが

その楽しいの裏に隠れた

感謝という言葉を

メッセージを

音楽を通して

子供たちにどう伝えるか。

本当に苦心した。

このチャレンジが

当日のステージでどう花開くのか。

そして子供達の心に

どう刺さるのか。

それがぼくは

今から楽しみで仕方ないのだ

(文・ヨコミゾヒロユキ )


2019.12/21 BXホール「みんなのクリスマスコンサート」

〜うたと四重奏で感じる”ありがとう”のものがたり〜

詳しくはこちら!!


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