大森北保育園で子ども向けコンサート（東京都大田区）

初めての「みんなのコンサート」

皆さまはじめまして！
みんなのことばの事務局インターンに5月より入りました、山田です。これから多くの方にみんなのことばの活動を知っていただけるように努めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年度のコンサートがいよいよ始まりました。
6月20日は大田区の大森北保育園で「みんなのコンサート」がありました。

演奏が始まるやいなや、「この曲知ってるー！」と大きな声を出す子やリズムに合わせて首を横に振る子、高い音や大きな音にびっくりする子、おねえさんとおにいさんが楽器を弾いている姿を真剣に見つめる子・・・と反応はさまざま。

でもみんなに共通することは、生の演奏を間近で聴いてその魅力に一瞬にして引き込まれていることです。
その証拠に去年のコンサートでおにいさん、おねえさんに教わった楽器の名前や楽器が何でできているかしっかり覚えているのです。たった3、4、5歳の子どもたちが1年前のことを覚えてくれていることに感動しましたし、改めて「みんなのコンサート」を行う意味を強く実感することができました。

私自身も今日、はじめて「みんなのコンサート」による生の演奏を聴き、そして見事に子どもたちと一緒に一瞬で引き込まれてしまいました。力強く迫力のある音や流れるような音、どれも心臓の奥にまで音が響き、なんだか気持ちが清められた感覚を味わいました。 コンサートが終わったあとには、近くに座っていた男の子と「感動したね！」と話をしている自身に気付き、ふと自分が子どもたちと全く同じ反応をしていたのに思わず笑ってしまいました。

大人も子どもも時を忘れて、全身の神経で味わう。それが音楽だと感じました。
絶対にコンサートホールではできない、自由に感じてその感じたものをそのまま自由にからだで表現できる。そんな「みんなのコンサート」は子どもたちにとって絶対に意味のあるものだと私は思います。また、私も小さい頃に「みんなのコンサート」を体験したかったなと子どもたちを羨ましく感じたほどです。

“ホンモノ“に触れ、“ホンモノの反応”をすることの大切さを感じました。
以上6月20日のレポートでした。

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