福島県相馬市で東北復興支援コンサート

届いたお手紙と写真

“元気印”みなと保育園の子どもたち

3月14日(木)に訪問した、相馬市のみなと保育園からお手紙、写真、DVDなどが届きました!子どもたちの笑顔の写真も紹介いたします。

海のそばにある保育園で、今でも仮設住宅から通う子どもは少なくないそうです。

みなと保育園を初めて訪れたのは、2011年10月。

今月の訪問では、放射線量の値は心配がなく、のびのびと遊んでいた子どもたちでしたが、当時は震災以降、子どもたちは年齢によって、外遊びが制限または禁止されていました。

写真:3月14日の給食についての掲示
今日の給食についての掲示

園庭からよく見える海。
震災の当日は、脚立を開いてはしごを作り、1人ずつ屋根の上に避難したそうです。
今は、防災用に大きなはしごがあり、手すりも作ってありますが、当日は手すりもなく、のぼるのは脚立を開いただけの不安定なもの。それでも誰一人泣くことなく、屋根の上に上がったそうです。

左:はしごを上っているところ 右:屋根の上から見る海
はしごをのぼっているところ 屋根の上から海を眺める
場所が少し高台であることと、地形の関係で、園舎までは津波は来なかったそうですが、門の手前まで来たそうです。
子どもたちはこの屋根の上から、目の前を流されていく家や車、船を見ていたとのこと。

そんなみなと保育園ですが、園長先生はじめパワフルで朗らかな先生たちに守られ、元気いっぱいに過ごしています。
園長先生は「私たちは元気にやっています!と皆さんにお伝えください」とおっしゃっていました。

コンサートは、1年5か月ぶりでしたが、子どもたちの心に楽しい記憶として残っているようでした。楽器の名前を憶えている子どもも!
久しぶりの迫力ある生演奏に、全身を揺らして、大笑いして、みなと保育園の子どもたちらしく、自由に元気に楽しんでいる姿がとても印象的でした。

コンサートのようす

それでは、コンサート中の子どもたちの真剣な顔、楽しそうな顔を紹介します!
※みなと保育園の許可をいただき、掲載いたします。

興味津々です。
コンサート中の子どもたちのようす

驚いたり、笑ったり。
コンサート中の子どもたちのようす

後ろの席でも、まだまだ集中してます。
コンサート中の子どもたちのようす

今回のみなと保育園でのコンサートのようすは、福島民報、福島民友各紙に掲載していただきました。

みなと保育園の皆さん、ありがとうございました。
またお会いしましょう!
年長さんは、小学校でも明るく、楽しく、そのまま元気いっぱいで過ごしてくださいね。

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