スペシャルコンテンツ其の1:インタビュー

アーティストインタビュー~中村響子(ヴァイオリン)~


みんなのことばのおねえさんとして活躍する中村響子さん(ヴァイオリン)のスペシャルインタビュー!
「きょうこおねえさん」として子どもたちに音楽を届けるやりがいや活動にかける想いを語っていただきました!

1人1人それぞれの反応がさまざまで毎回とても新鮮です!

―――よろしくお願いします。

中村 はい、よろしくお願いします。

―――まず、みんことに参加することになったきっかけは何ですか?

中村 自分の演奏活動の1つとして「子どもに携わる活動」にずっと興味があったのですが、そんな時みんなのことばのオーディション要項を拝見して、この活動に参加したい!と思いオーディションを受けました。
活動内容はもちろんですが、自分の演奏活動と並行して取り組めることが魅力的でした。

―――もともと「子ども×音楽活動」という点に興味をお持ちだったんですね。
それでは、普段のみんことの活動でご自身が心掛けていることは何ですか?

中村 『表情』…でしょうか。
私は普段演奏している時は顔が怖いとよく指摘されるので(笑)、子どもたちと距離が開いてしまわないよう、同じ空間を楽しむことを第一に考えて演奏するよう心掛けています。  

―――確かに、みんなのことばでの”きょうこおねえさん”の表情は千差万別ですよね。
では、みんなのことばの活動をする中でご自身の演奏や考えに何か変化はありましたか?

中村 そうですね…『魅せる』ことを学びました!
演奏は耳で聴くものではありますが、それだけではなく演奏者の表情、演奏スタイルなど含めて、「こういう音楽を届けたい」と音以外でのパフォーマンスにも気を配るようになりました。

 

子どもたちの五感の鋭さに驚いた

―――今までのみんなのことばでの活動で印象的だった出来事は何かありますか?

中村 ヴァイオリンのおねえさんはソロの曲を演奏する機会があるのですが、1小節という短い時間の中でアップテンポからスローで綺麗なメロディーへ移行する際、それまでテンポに乗ってノリノリだった子どもたちが、音楽の変化や曲調の変化に気付いて、次のメロディーを聴く準備・気持ちになってくれた、という空気をとても強く感じたことがありました。
子どもたちはただ楽しい音楽に合わせて手拍子をしたり笑ったりするだけでなく、それと同時に音楽がどう流れていくか冷静に、あるいは直感的に感じ取っているのだと、改めて子どもたちの五感の鋭さに驚いた出来事でした。
  

―――確かに、みんなのことばのコンサートでは、子どもたちの五感や感性に度々驚かされる場面が多いですよね。
ところで、ご自身の考える”きょうこおねえさん”のキャラクターはどのようなものですか?

中村 これは目下模索中ではありますが(笑)
ニコニコして楽しそうにしている面と真剣モード!な面とのギャップがあるキャラクター
…でしょうか(笑)   

―――先ほどのさまざまな『表情』にも通じますが、その時々の場面によってキャラクターの使い分けもされているんですね。
それでは、中村さんの思うみんなのことばの活動のやりがい・楽しさは何ですか?

中村 子どもたちの素直な反応を間近で感じられることです。
もしかしたら子どもたち以上に厳しいお客さまはいないかもしれません。
音楽に合わせて楽しそうに身体を動かしたり、笑ったり…その反面、隣のお友だちにちょっかいを出したり、お喋りが楽しくなってしまったり…もしかして飽きているかな…?などさまざまな反応が素直に返ってきます。

ホールの舞台上と客席ではなかなかそこまで感じにくい部分があるのですが、演奏場所が子どもたちと同じ板の上、そして物理的な距離も近いのでダイレクトに感じることが出来ます。保育園、幼稚園と子どもたちが通い慣れた場所に行かせていただくので、子どもたち自身も知ってる場所でリラックスして聴きやすい空間というのも、素直な反応が出やすいのかもしれません。
1人1人それぞれの反応がさまざまで毎回とても新鮮です!

 

―――逆に、苦労する・難しいなと感じる点は何ですか?

中村 子どもたちの反応がさまざまなので、その場その場での対応は試行錯誤の連続です。
特に子どもたちの歌と一緒に演奏する場面では、子どもたちの様子をこちらが掴めないとのびのびと歌うことが出来なくなってしまうので難しいと感じています。   

―――それでは最後に、みんなのことばの活動はどんな人が向いているお仕事だと思いますか?

中村 子どもたちのさまざまな反応を子どもたちと一緒に楽しめる方。表現することが好きな方。
間近で反応がダイレクトに返ってくる感覚は他の演奏活動にも活きてくると実感しています!

―――ありがとうございました。

中村 ありがとうございました!

 

 

中村 響子(なかむら きょうこ/ヴァイオリン)
東京都出身。5歳よりヴァイオリンを始める。
桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学卒業、同研究科修了。桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程修了。 第19回日本クラシック音楽コンクール好演賞受賞。第20回同コンクール第5位入賞。第19回全日本ジュニアコンクール最高位入賞。入賞者演奏会出演。 日本音楽舞踏会議主催「若い翼によるCMDJコンサートIV」出演。 2013年3月熱海MOA美術館にてソロリサイタル開催。 第16回、第17回プラハサマーアカデミーに参加しイヴァン・ジェナティー氏に師事、ディプロマ取得。ファイナルコンサートに選出され演奏。
これまでにヴァイオリンを勅使河原真実、辰巳明子、恵藤久美子の各氏に、室内楽を久保田巧、豊田弓乃、毛利伯郎、正門憲也の各氏に師事。
オーケストラ、室内楽、ソロなどのコンサート活動だけでなく、中高等部管弦楽部コーチなど幅広く活動。 シンフォニエッタ静岡のメンバーとして、静岡での演奏活動にも積極的に取り組んでいる。 アモローソ音楽院講師。
好きなこと:ミュージカル鑑賞、美味しいものを食べること、のんびりすること♪

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