中野区立南台保育園で子ども向け・未就園児親子コンサート(東京都中野区)

園児も、未就園児もみんなで楽しむコンサート

こんにちは!渡邊です。
金曜日は、中野区立南台保育園へコンサートをお届けしました。近隣の認証保育園のおともだちや、4月から新入園の親子も参加して、保育園のホールはめいっぱい人が集まりました!

コンサートのようす

年中さん、年長さんはしっかり去年のコンサートを覚えていて、笑ったり歌ったり、とても楽しそう。また、近くの保育園から来たこどもたちや、未就園の赤ちゃんたちも音に合わせて自然と体が動いている様子が本当にかわいかったです!

さて、中野区は南台保育園の他に、本町保育園にもうかがっています。
▼本町保育園でのコンサートのようす

子どもたちの感性がコンサートをつくる!

本町保育園の園長先生、そして今日の南台保育園の園長先生とも、このコンサートの体験を本当に大切に考えてくださっています。それぞれの保育園の子どもたちに1年に1度は必ず体験させたい、というのはもちろんのこと、お二人に共通するのは「1人でも多くの子どもたちに体験させてあげたい」という情熱です。

そのためコンサートの日は、近隣の未就園親子をはじめ、単独では開催が難しい小規模の保育園や、交流のある私立幼稚園のこどもたちも声をかけて、「年長さんだけでもどうぞ」とご招待されるので、コンサート当日は園児以外にもたくさんの人が集まり、保育園のホールは人でいっぱいになります。

もちろん、これにはコミュニティの形成という効果があります。音楽というみんなで楽しめるものをツールとして、保育園と近隣の親子、お年寄りの方も来ることで、地域へ開かれた保育園になります。また、コンサートなどを通して交流を持っておくことで、別々の保育園から小学校に上がっても「一緒にコンサート聴いたよね」と最初の会話のきっかけになっているそうです。感激。

コミュニティに役立てていることもとても嬉しいのですが、私としては「大切な時期の子どもたちに、五感を使う”本物の体験”を」という活動の根幹にある想いを、先生たちと共有できていることがなによりも嬉しく、こういった保育園でのコンサートのあとは幸せな気持ちになるんですね。私たちのコンサートでは「静かに聴きましょう」ということは一切言いません。保育園・幼稚園の先生方から心配をされることもありますが、そういうときは「心配はいらないので注意をしないでください」とお願いをすることもあります。子どもたちの感性に任せて、全身で自由に音楽を感じてもらい、その反応に演奏で応え、その演奏にまた子どもが反応する・・・と(言葉だけではわかりづらいですが)そんなことをとても大切にしています。先生たちと一緒にその場を作ることができると、結果的にコンサートを通してみんながハッピーになれるのです。子どもたちもアーティストのおにいさんおねえさんも100%出し切って、目も笑顔もキラッキラ!そんな子どもたちを見て、先生やお母さんたちもキラッキラです!

まもなく今年度も終わり。年長さんは小学校に入って、新しい1年が始まります。来年度も、こうしてみんなで子どもたちの感性を育てる体験の場をたくさん作っていきたいです!想いを共にできる保育園、幼稚園での開催はもちろんのこと、保護者の方、サポートしてくださる個人の方、企業さん、そしてアーティストとともに、みんなでこのような機会を増やしていけたら嬉しいです。

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